私たちの名刺はまるでパスポート、又はトラベルバッグのようです。手書きの名前の裏側は、住所や電話番号など、ひとつひとつスタンプから成り立っています。 まだ見ぬ相手のことを想像しながら、1枚1枚にスタンプを押していきます。 (配置や押し具合はその時々の気分・体調に寄るので、それぞれ表情が異なります。)15ミリ角の印面も全て私たちがデザインしたもの。設計のしごとのほかに出来ることが増える度に、また拠点が増える度にあらたなスタンプが増えていくイメージです。数年後には、使い込まれた旅行鞄のようにたくさんのスタンプが押されている名刺となればと、想いを膨らませています。
将来、いろいろな可能性を広げられたらと思うことの一つの表れでもあります。
私たちの名刺 2010